自発的に楽しみながらできる健康活動を推進。従業員の健康寿命をのばし、会社と社会に寄与していくことを目指して

株式会社ジェイアール東日本都市開発

業種
不動産
企業規模
501~1000人
課題
従業員の健康促進

課題

  • 運動不足を気にする従業員が多かった
  • 若年層の生活習慣病に関係する項目で有所見者率が高かった
  • 従業員数も多く拠点数も多いため、全員へ健康習慣を促進する方法が無かった

解決策

  • 従業員が各々の都合で利用できる「アプリ」を選択
  • インセンティブ付与で、健康無関心層にアプローチ
  • グッピーヘルスケアを使った社内の健康イベントを開催

効果

  • 社内の平均歩数が1,600歩/日アップ
  • 健康診断の再検査受診率が向上

株式会社ジェイアール東日本都市開発はJR東日本グループのデベロッパーとして、首都圏鉄道ネットワーク2,800kmの沿線において、JR東日本が保有する鉄道用地(敷地)の管理、高架下・駅近接用地における商業・オフィス・住宅等の開発及びショッピングセンター(駅ビル)の運営等を主たる事業として首都圏全域で事業展開しています。
今回は健康経営推進室の皆さんに、グッピーヘルスケア導入の背景や効果についてお話を伺いました。

従業員全員へ運動習慣・健康習慣を促進する方法が無かった

―健康経営の取り組みを開始した当時について教えてください。


2020年から健康経営について本格的に取り組みを始めました。「高架下から広がるまちづくり、高架下からまちへ広がるくらしづくり」を実現するためには主役である社員と、その家族の健康が一番だと考えています。2021年からは経営会議メンバーを中心とした健康経営会議、各拠点の総務担当者による健康推進委員会を定期的に開催しています。各部署が取り組みを推進しやすいように意見を吸い上げられる仕組みづくりを心がけています。


―グッピーヘルスケア導入以前に抱えていた課題を教えてください。


拠点ごとの取り組みや目標を集約したところ、「運動習慣」に触れている内容が非常に多くて。コロナ禍の行動制限やテレワークの普及等により、運動不足を気にする従業員が目立ちました。また、アンケート結果とは別に、健康診断の結果に着目すると、高齢層だけでなく、若年層でも生活習慣病に関係する項目で有所見者率が高く、改善に向けた取り組みが必要でした。

ただ、従業員数も多く拠点数も多いため、従業員全員へ運動習慣・健康習慣を促進する方法が無いことに悩んでいました。


ゲーム感覚で楽しみながら健康活動できるアプリ


―複数のサービスを比較されたと伺いましたが、アプリを選択した理由は何でしたか?


まず、アプリという選択肢を選んだ理由としては、従業員が好きな場所で好きな時間に取り組むことができる、という点です。
コロナ禍にあり、人が集まって行うイベントやセミナーは開催できませんでしたし、弊社のように拠点数が多いと、オフラインのイベントは、参加しやすい本社の従業員とそれ以外の拠点に勤務する従業員との間で不公平が生まれます。なので、従業員が各々の都合で利用できる「アプリ」を選びました。

―最終的にグッピーヘルスケアを選んだ決め手を教えてください。


アプリを比較検討する上で重視したことは、

・従業員が自発的に楽しみながら健康活動に取り組めること

・機能が多いこと

・操作が簡単なこと


でした。


従業員には健康を自分事として取り組んでほしいという思いがありました。会社からやらされてるという感覚があると、どうしても自分事化はできないと思ったので従業員が自発的に楽しみながら健康活動に取り組めることは最重要ポイントでした。
グッピーヘルスケアは健康活動に応じてゲーム感覚でポイントを貯め、Amazonギフトカードに変えられるので、健康に無関心な若年層に少しでも健康を意識させるための良いインセンティブになると思いました。

また、きっかけは運動習慣の促進でしたが、運動促進だけでは健康づくりは完成しませんので、運動以外にもトータルで健康にアプローチできるものが良いと思い機能が多いアプリを探していました。
ただ、機能が多いぶん、操作が複雑なアプリが多かったというのが現実でした。弊社は従業員の年齢の幅が広く60代の従業員が多数在籍しています。そのため、スマートフォンの操作が苦手な世代でも、操作が簡単で、使いやすいことは重要なポイントでした。

従業員の健康意識の高まりを実感


―実際にグッピーヘルスケアを導入されていかがでしたか?


まず、従業員の健康意識の高まりを実感しています。アプリを使い始めてから痩せたという従業員も多いですし、今までコミュニケーションを取ったことがない従業員からも「頑張って歩いてる」「どうやったらもっとポイント貯められるかな」と声を掛けてもらう機会も増えました。
また、健康診断の再受診の所見があっても、なかなか重い腰が上がらない従業員が多かったのですが、 積極的に再受診に向かう人が増えました。従業員の健康意識が変わってきた証拠だと思います。

―ウォークラリーイベントも開催し、かなり白熱したということでしたね。


はい、かなり白熱して、1日平均30,000歩以上歩く従業員もいました。全体としても、イベント前とイベント期間中では、平均歩数が約1,600歩もアップしました。

会社と従業員が一体となって健康保持・増進していきたい

―今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?


定期検診受診率や喫煙率、朝食欠損率、運動習慣、再検査受診率の具体的な目標値を掲げていますのでその目標を達成できるよう、これからも従業員の健康に対して色々と取り組んでいきたいと思います。
その中で、グッピーヘルスケアは、引き続き健康意識向上の一つのツールとして活用していきたいです。従業員の健康寿命をのばし、会社はもちろん社会に寄与していくことを目指していきたいと思います。


―皆さんの健康意識アップのベースとして今後もグッピーヘルスケアをご活用ください。貴重なお話をありがとうございました!


※掲載内容は取材当時のものです。