自分の好きなタイミングで利用でき、各自のペースで取り組める健康施策

オーム乳業株式会社

業種
製造
企業規模
50~100人
課題
従業員の健康促進

課題

  • 全従業員が取り組める健康施策がなかった
  • 健康経営優良法人の認定要件のクリア項目が少なかった

解決策

  • 自分の好きなタイミングで利用でき、各自のペースで取り組めるアプリを導入
  • 運動、食事、睡眠など幅広い機能を持ったアプリを選択

効果

  • 健康に興味を持ち行動している従業員が目に見えて増加した
  • 認定のクリア項目が増え、健康経営も前に進んでいると実感

オーム乳業株式会社は、九州産の新鮮な生乳を中心原料に据え、牛乳やクリーム、チーズ等の乳製品を生産しています。今回は健康経営担当の皆さんに、グッピーヘルスケア導入の背景や効果についてお話を伺いました。

全従業員が取り組める仕組みを探していた

―健康経営の取り組みを開始したきっかけについて教えてください。

弊社では、健康を意識した経営などに元々取り組んでいたわけではありませんが、メンタルの不調を訴える従業員や、健康診断の結果が良くない従業員が一定数いる状態でした。そういった点から、「何か対策が必要では?」とは感じていました。
ちょうどその時、親会社である不二製油株式会社から健康経営優良法人制度について紹介され、認定取得の打診を受け、会社として取り組むことを決めました。



―具体的にどういった取り組みをされましたか?

まずは、メンタルヘルスの対策、運動機会の増進、健康に関する情報提供を実施しました。
まずは当初から課題として強く感じていた、メンタルヘルスと健診結果の改善に取り組みました。メンタルヘルスに対しては、カウンセラー(精神保健福祉士)による全従業員へ社内カウンセリングを実施し、外部相談窓口を設置したり、未然の予防のため、管理者向け研修も行いました。
健診結果の改善に対しては、運動機会の増進に取り組みました。トレーニングジム等の月会費を補助し、奨励しました。他にも従業員に対して健康に関する知識を提供し、健康意識を高めるため、睡眠やデンタルケアなどの、健康セミナーを開催しています。

あと、置き型社食もトライアルで導入したのですが、なかなか管理が大変で…利用状況を見て発注をしないといけないということもあり、うまくいきませんでした。

―多くの施策を実施していたようですが、グッピーヘルスケア導入以前に抱えていた課題を教えてください。

運動機会の増進のため、トレーニングジムの月会費の補助をはじめたとお話しましたが、想定していたほど利用者が集まりませんでした。弊社は立地的に、都会というより田舎にあり、トレーニングジムの数なども限られています。そのためトレーニングジムへ通いづらい社員も多く、利用はごく一部に限られていました
そこで、全従業員が取り組める仕組みとして何か良いものがないかと探している時に出会ったのが、グッピーヘルスケアでした。

自分の好きなタイミングで利用でき、各自のペースで取り組める

―グッピーヘルスケアを選んだ決め手を教えてください。

色々なサービスやアプリを比較検討したのですが、


  • 貯めたポイントがAmazonギフトカードや現金で還元されるので、取り組む動機づけができること
  • ゲーム感覚ではじめられて取り組みやすく、かつ続けやすそうなこと
  • 時間場所にとらわれず各自のペースで取り組めること
  • 健康経営優良法人の認定要件に活用できること

でした。
弊社は、主に乳製品の製造を行っているため、全従業員を集めて行う企画などはどうしても継続が難しく、単発で終わってしまいます。グッピーヘルスケアであれば、自分の好きなタイミングで利用できるため、従業員の生活に溶け込み、健康促進に役立つのではと思いました。

目に見えて健康に取り組む従業員が増えた

―実際にグッピーヘルスケアを導入されていかがでしたか?

目に見えて歩く従業員が増えました。昼休憩は、昼食が終わったら歩数アップとポイント獲得のため、散歩にでかける従業員が増えましたね。社内の歩数とポイントランキングがアプリに表示されるので、トップ層は一日でも休んだら、差をつけられて挽回できないと、楽しみながら競っています(笑) そんな競い合っている従業員を見て、「自分も利用してみたい」と新たに利用を開始した従業員も多数いました。
またグッピーヘルスケアを導入し、活用することで、健康経営優良法人の要件でクリアできる項目が増え、健康経営も前に進んでいると実感しています。

健康促進だけではなく、コミュニケーションの機会として活用したい

―今後の目標を教えてください。

まだ健康に興味を持ってもらえない従業員がいるのも事実ですので、全従業員に対して健康施策を広げていきたいと思っています。
また、コロナの影響で、今まで行っていた忘年会・懇親会・ボーリング大会・バーベキュー大会などが開催できず、社内のコミュニケーション機会が 減少してしまっています。事務スタッフと製造系スタッフのように、働く場所が異なる従業員同士のコミュニケーションを促進する機会を設けたいと思っていまして、グッピーヘルスケアを活用して、歩数の競争イベント等の開催ができればと思っています。

今後は会社全体で健康意識を高め、健康経営優良法人のブライト500へ挑戦していきたいと思っています。

―貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。