「社員が心身ともに健康で、楽しく、そしてワクワクして仕事に取り組むために」
社内オリジナルイベントでコミュニケーション×健康を増進


JR東日本メカトロニクス株式会社
課題
- 全国に拠点が分散しているため、全社員へ運動習慣を促進する方法が無かった
- 健康経営の目標である「1万歩以上歩く日が週1日以上」の達成率が低かった
- コロナ禍がきっかけでコミュニケーションの取りにくさがあり、ストレスを感じる社員も多かった
解決策
- 時間や勤務場所を問わず利用でき、関心が低い社員にもアプローチができるインセンティブ付きアプリを選択
- 社内オリジナルウォーキングイベントを開催し、仲間と楽しく参加する機会を提供して歩くきっかけに
- イベントやランキングを通じた全社員共通の話題を作り、コミュニケーションの機会を提供
効果
- アプリ登録率88%で、利用率94.5%と登録したほとんどの社員がアプリを利用
- 社員が以前より歩くことに興味を持って楽しく活動してくれるようになった
- アプリが共通の話題となり、職場の縦横のコミュニケーションが目に見えて増加した
JR東日本メカトロニクス株式会社は、JR東日本グループの一員として、ホームドア・改札機・エスカレーター等駅の機械設備や、Suicaなど交通系ICカード等記録メディア及び関連する機器の企画、開発、販売など、様々なソリューションを展開しています。盛岡から福岡まで全15支店を全国に展開し、1,392名(2024年4月現在)の社員が在籍している同社の、経営企画本部 総務部 総務課の入屋様、柳澤様、小俣様に、グッピーヘルスケア導入の背景や効果についてお話を伺いました。
全国に拠点が分散していて、全社員で集まっての取り組みができなかった
―健康経営を始められたきっかけを教えてください。
当社の健康経営の取り組みは2022年から、「社員が心身ともに健康で、楽しく、そしてワクワクして業務に取り組めることが最も重要である」という会社の思いと、健康診断の受診率100%及び特定保健指導の有所見者を減らして全社員が健康で働いてほしいという総務課内の思いから始まりました。社員のウェルビーイングを目指すためには、身体の健康だけでなく、社員間のコミュニケーションを活性させ、肉体的・精神的・社会的に良好な状態であることを目指す必要がありました。
―健康経営を始めた当初の課題を教えてください。
健康経営を始めた当初は、親会社であるJR東日本の目標「1日1時間以上歩く(8,000歩程度)」はハードルが高かったため、「1万歩以上歩く日が週1日以上」という目標を掲げましたが、健康診断の問診票の結果を見て初めて、達成している社員が全然いなかったことが浮き彫りになりました。また、ストレスチェックの結果にも課題があり、高ストレス者の割合が12~13%でしたが、10%未満を目指したほうが良いとストレスチェックの委託会社からアドバイスをもらったことで、メンタルヘルス向上を健康経営の目標の1つにしました。
―対策を検討される中で、アプリの導入を考えるに至った理由を教えてください。
支店が全国に散らばっていること、また導入前がちょうどコロナ禍だったことから、全社員が集まっての健康イベントは開催できないということを一番の課題に感じていましたので、自然とアプリで何かできるサービスはないかと考えていました。そんなときに、健康経営優良法人の認定を取得しているグループ他社に話を聞く機会をもらい、各社が健康経営推進のために導入しているアプリについても情報をいただきました。
オリジナルのウォーキングイベントの開催で楽しく参加ができるアプリを選択
―アプリを選定された際の要件があれば教えてください。
サービス選定の要件としては、健康経営の目標である「1万歩以上歩く日が週1日以上」の達成者を増やすためにオリジナルのウォーキングイベントが開催できること、健康に関心の有る無しに関わらず多くの社員に参加いただくためにインセンティブがあること、また健康増進の取り組みとして、歩数以外にも睡眠、食事、その他運動、女性の健康などに配慮できる機能があること重視していました。グッピーヘルスケア以外にもグループ他社から聞いた他社サービスの情報を同時並行で集めていました。
―最終的にグッピーヘルスケアを選んだ決め手を教えてください。
一番は費用対効果であり、他社と比較して安価にもかかわらず、機能が充実していた点です。歩数以外の機能が多いことや、会社オリジナルのウォーキングイベントが開催でき、仲間と一緒に楽しく参加してもらえそうな点に魅力を感じました。また、グループ他社の株式会社ジェイアール東日本都市開発がグッピーヘルスケアを導入していたため、その後押しもあり導入を決定しました。

アプリ登録率88%、利用率94.5%まで到達
―グッピーヘルスケア導入時に抱えていた不安はありましたか?
アプリなので特に年配社員がアプリをインストールできるかがとても不安でした。予想通り導入当初は年配社員からチャットや電話での問い合わせが殺到しました(笑)ただ、導入時にグッピーズさんにオンラインで説明会を実施していただけたり、問い合わせにはすぐに対応してもらえたので、そこまで苦労した感覚はなかったです。
―導入時の社内周知で工夫した点があれば教えてください。
とにかく色々なツールで、手を変え品を変え周知を行いました。まずは各支店長が参加する支店長連絡会で展開して、ほかにも社内報や社内ポータルサイト、メール、teamsのチャット、また経営幹部からも周知を行っていただきました。経営幹部と社員が直接語り合うKURUMAZAという取り組みでもグッピーヘルスケアの話題を出してもらい、その会話から登録につながることもありました。
―この中で効果があった周知方法はありますか?
teamsのチャットを活用し全社員メンションでメッセージを配信したことです。メンションをすると必ず全社員に通知が届くので、出社後や昼休憩後など社員が一番目にする時間はいつだろう・・とタイミングを狙って配信しました。登録を強制することはできないので、少しでも多くの社員に参加してもらえるよう何度も周知を続けました。 結果として2023年12月時点では社員1,395名中1,228名がアプリに登録し、登録率は88%、さらに登録者のうち94.5%がアプリを継続利用しており、ただ登録しているだけでなく、登録したほとんどの社員がアプリを活用してくれています。
アプリが共通の話題となり、縦横のコミュニケーションが目に見えて増えた
―実際にグッピーヘルスケアを導入されていかがでしたか?
グッピーヘルスケアを導入して本社・支店対抗のウォーキングイベントを開催したり、全社員がアプリで同じランキングを見られたりすることで、社員間のコミュニケーションが増えました。実際に、支店内で支店長から20代の社員へグッピーヘルスケアの話をしている場面を目撃したことがあります。2人の会話はきっとグッピーヘルスケアの導入がないと生まれなかったのではとその時感じました。60代の社員と20代の社員では趣味やプライベートの話はなかなかできないですからね(笑)
―健康経営の目標に対する効果はいかがでしょうか?
会社が掲げる「ワクワク」に対して一定の効果は感じており、以前より社員が歩くことに興味を持って楽しんでいるという実感がとてもあります。健康経営を始めて間もないため、健康診断の数値への変化はまだ見られていませんが、今では9割近くの社員がアプリを利用しているため、この先数年で結果が出てくるのではと予想しています。また、ここ数年の取り組みの結果として健康経営優良法人2024の認定を初めて取得することができましたが、グッピーヘルスケアの利用で運動以外にも食事や禁煙、女性の健康など満たせる項目が多く、認定取得の大きな要因となったと思っています。
―今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?
グッピーヘルスケアはアプリだけで会社全体が一体となることができ、健康増進にも繋がるツールであると感じています。今後はウォーキングイベントの開催だけでなく、社員への健康情報の提供やアドバイスなど、個々の社員の健康増進のためにより発展した活動ができたら良いなと考えています。また、ウォークラリーでも新しいコースが追加されると、さらにイベントも盛り上がるかもしれないですね。 今後も「社員が心身ともに健康で、楽しく、そしてワクワクして仕事に取り組むために」という当社の健康経営宣言を実現するために、さまざまな取組みを推進していきたいと思います。
―貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
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