いきいきと働きやすい会社を目指すために
社員に負担がないアプリで運動意識改善×有所見者減少を目指す


ローム・ワコー株式会社
課題
- 社員の平均年齢上昇に伴い、有所見者が増加していた
- 健康づくりイベントへの参加者が固定化していた
解決策
- 非運動習慣者率を減少させ、社員一人一人に運動意識を持ってもらうことを健康経営の目標に
- 社員が負担なく利用できる「アプリ」を選択
効果
- 社員の運動意識が高まり、有所見者の増加率が緩やかに
- 過去のイベントと比較して参加者が増加し、アプリが社員間の共通の話題に
世界10数カ国約40社の企業で構成されるロームグループの中核企業であるローム・ワコー株式会社。国内屈指の半導体メーカー「ローム」のグループ企業の一員として、品質第一主義のもと、高品質な電子部品を安定して供給しています。岡山県笠岡市で413名の社員が在籍している同社の管理部 管理課 安全衛生グループの植田様に、グッピーヘルスケア導入の背景や効果についてお話を伺いました。
社員の平均年齢上昇に伴い、有所見者が増加していた
―健康経営の取り組みを開始した当時について教えてください。
私は管理部 管理課 安全衛生グループで安全衛生関連の業務に従事しており、主に社員の健康づくりや健康経営の推進などを担当しています。会社として、以前から社員の健康づくりに関する取り組みは行っていましたが、グループ内で健康経営の積極的な推進について発信されたことがきっかけで、当社でも健康経営の取り組みを強化し始めました。健康経営の推進によって社員の心身の健康が増進し、業務のパフォーマンス向上やコミュニケーション増加に繋がり、社員にとっていきいきと働きやすい会社になればと思っています。
―グッピーヘルスケア導入以前に抱えていた課題を教えてください。
当社では健康診断の有所見率が高いという課題があります。近年は社員の平均年齢の上昇もあり、有所見者が増加傾向にありました。健康診断の結果では、全国平均と比較して有所見者率が高い項目もあります。
また、グッピーヘルスケアを導入する以前は、社員の健康づくりのために、歩数計を利用した歩数競争や屋外のウォーキングイベント、外部講師を招いたセミナーなどを実施していました。様々な取り組みを実施する中で、新しい参加者がなかなか増えず参加者が固定化してきていることを課題に感じていました。健康づくりの取り組みは業務と直接関係があるわけではないので、社員の負担にならず、なるべく楽しく取り組める施策を取り入れたいと思っていました。
社員の運動意識を改善するため、社員が負担なく利用できるアプリを選択
―課題解決に向けてどんな対策を検討されましたか?
まず、健康診断の有所見率が高いという課題を解決するために、当社では非運動習慣者率を減少させ、社員一人一人に運動意識を持ってもらうことを健康経営の目標の1つに掲げました。運動であれば会社からの働きかけがしやすいと考えたからです。また、社員の運動意識を改善するためには、もっと多くの社員にイベントに参加してもらう必要がありましたが、どうやったらみんなに参加をしてもらえるかと悩んでいました。
そんな時、当社がある岡山県笠岡市が導入しているグッピーヘルスケアについて、定期的に実施している健康に関する社員アンケートで「アプリを使っている」と複数の社員から意見をもらいました。「グッピーヘルスケアって何だろう?」思っていたところ、社長からも健康経営で何か新しい取り組みをして欲しいとお話があったため、まずはグッピーズさんにお問い合わせをしてみました。
―グッピーヘルスケアを選んだ決め手を教えてください。
最終的な決め手となったのは、社員に負担なく利用してもらえそうだったことです。私自身実際に他社アプリも含めアプリの使用感を試したところ、グッピーヘルスケアは多機能で使いやすいと感じました。以前から社員アンケートで「運動動画を配信してほしい」と意見があり、岡山県が提供している動画などを社員に展開していましたが、グッピーヘルスケアではアプリでエクササイズ動画が視聴できたり、また社員が継続して利用できるように担当者からメッセージを発信できる点も良いと思いました。 また、すでにグッピーヘルスケアを利用している社員もアプリを乗り換える手間が発生しないことや、会社として導入するための費用が安価だったこともあり、導入を決めました。
―グッピーヘルスケア導入時に抱えていた不安はありましたか?
社内周知では、社内掲示板に掲載をしたり、各部署の担当者から社員に通知をしてもらいましたが、新しいシステムの導入となるため、ちゃんと登録してもらえるかな、という不安がありました。しかし、グッピーズさんに導入時にオンライン説明会を実施していただき、当日参加ができない社員のために録画動画も残していただけたので、スムーズに登録を進めることができたと振り返っています。

社員の運動意識が高まり、有所見者の増加率が緩やかに
―実際にグッピーヘルスケアを導入されていかがでしたか?
導入時に不安はありましたが、導入してすぐに多くの社員が登録してくれ、これまで実施したイベントと比較すると参加率が増えました。アプリ導入後の社員アンケートでは、回答者の半数以上が「身体を動かす良いきっかになった」と回答し、実際に社員からもアプリがきっかけで早起きして散歩するようになったことや、アプリが共通の話題になり社内が盛り上がっている様子について、電話で直接感想をもらえることもあります。担当者として社員とコミュニケーションが取れたり、直接好評の声をもらえることはとても嬉しく、もしアプリを導入していなかったら社員の楽しみがごっそりなくなっていたかと思います。 また、特定保健指導を担当している保健師から、健康診断の数値が良くなった社員が多かったという話を聞いたり、アプリを利用して10キロ近く体重が減少した社員もおり、実際に社員の健康面にも良い効果が出ていると感じます。
―健康経営の目標に対する効果はありますか?
グッピーヘルスケアを活用して社員に運動習慣を身に着けてもらい、少しでも有所見者が減れば良いなと考えていましたが、昨年の年2回の健康診断の結果を比較すると、これまでより有所見者の増加率がやや緩やかとなりました。健康診断の結果にはすぐに成果が表れるものではないと認識しておりますが、少なくとも社員の運動意識が変わっていると実感しています。また、アプリを導入したことで社員間の話題ができ、楽しくコミュニケーションを取り合えているため、「いきいきと働きやすい会社」という目標に少し近づけているかと思います。
―今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?
アプリ登録後の利用を継続してもらうために、今年度は年2回ウォークラリーイベントを開催します。昨年のウォークラリーイベント後に「来年もイベント開催してほしい」という意見をもらっていましたので、イベントを機に社員のモチベーションをより上げていきたいと思っています。今後も社員にとって働きやすい職場環境とするために、さまざまな取組みを推進していきたいと思います。
―貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
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