気軽なコミュニケーションのきっかけ作りと運動不足の解消を!
グループ一丸となってウォークラリーを実施
東京建物株式会社
課題
- コロナ禍で社内コミュニケーションが希薄になった
- 健康課題として「運動不足」があがっていた
効果
- 社内の共通の話題となり、コミュニケーション活性につながった
- イベントをきっかけに歩数を意識した従業員が増加
東京建物株式会社は東京都中央区に本社を置き、2026年に創業130年を迎える日本で最も古い歴史を持つ総合不動産会社です。
その東京建物株式会社が中心となり、グループ12社でウォークラリーイベントを開催しました。今回は担当の飯田様を始め、グループ会社の皆様を含む4名にお話を伺いました。
コロナの影響と会社の規模拡大により、コミュニケーション不足に
―ウォークラリーを開催した目的・背景について教えてください。
毎年健康課題として「運動不足」が上がっていました。また、2020年以降新型コロナウィルス感染症の影響で社内のコミュニケーションが変化したことや従業員数の急速な拡大により、従業員間の相互理解が不足してきているのではないかという課題感を解決するため、先ずは気軽なコミュニケーションのきっかけ作りが一番の狙いでした。
―グループ会社の皆さんも同じような課題を抱えていましたか?
はい、健康経営を推進していくには、従業員の運動習慣の定着に何かしなければと思っていたところで。でも、何をしたらいいだろうと悩んでいたんです。そこに、ちょうど声をかけていただいたので、まさに「渡りに船」でした。
スマートフォンを持ち歩くだけで完結!
―最終的にグッピーヘルスケアのウォークラリーを選んだ決め手を教えてください。
【スマホを持ち歩くだけで完結する】という点が一番大きな決め手です。
実は以前、他社でウォークラリーのトライアル実施をしたことがあります。その際、ランキングをウェブサイトで都度確認する必要があり、アプリだけで完結しないことが、大きなストレスになっていました。
グッピーヘルスケアはスマホひとつで、歩数集計はもちろん、ランキングまで確認することができます。また、バーチャルウォークという形で、東海道の宿場町を移動している感覚が得られる点も楽しそうだと思いました。
チーム編成を工夫して、コミュニケーションを取るきっかけ作りに
―実際にグッピーヘルスケアのウォークラリーを導入されていかがでしたか?
大きな成果として、最初に課題としていたコミュニケーションがとても活性化しました。『この予算で、ここまで成果が出るとは思わなかった』ということが正直な感想です。
コミュニケーションの促進や、健康増進のために色々な施策を行っていますが、ウォークラリーは非常に費用対効果が高いと思いました。管理職以上が集まる会議でも話題に上り、社長から『チーム一丸となって達成する体験ができてよかった』というお褒めの言葉もいただきました。
―開催にあたり、何か工夫をしたことがあれば教えてください。
グループ各社の周知に関しては各社にお任せしました。東京建物株式会社では【コミュニケーションの活性化が目的】のため、極力、日常業務でかかわりの少ない従業員同士をチームメンバーとしました。
また、若手メンバーを部内連絡担当者として任命し、イベント周知や必要に応じてアプリ設定サポートをお願いしました。これによって、若手メンバーは部内全体とコミュニケーションをとるきっかけができ、さらに一丸になって何かに取り組むという体験を共有できると思ったんです。
また1チームを3~5名という少人数にして、それぞれが当事者意識を持って参加できるようにチーム分けを行いました。
―具体的な目標は定めましたか?
「1日平均4000歩」を目標としました。スポーツ庁の記事で、1日4,000歩を歩くことで、うつ病が予防できると紹介されていましたし、また多くの人が無理なく達成できる目標だと思いました。
従業員にウォーキングの質を高めてもらうため、ウォークラリー開始前に、講師を招いて『正しい歩き方セミナー』を実施し、イベント期間中もアーカイブ動画配信を行いました。
イベントが歩くことに意識をむけるきっかけに
―参加された皆さんの反応はいかがでしたか?
従業員からも、とても楽しかったという感想が多かったです。通勤の際に1駅分多く歩いたり、電車通勤をやめて徒歩で通勤したという従業員もいましたね。
歩くことに意識を向ける、良いきっかけになったと実感しています。
あと、ウォークラリーがきっかけで始まったコミュニケーションのおかげで、業務上のコミュニケーションも円滑になったという声もありましたチームでも1日〇歩を目指そう、など日常的なコミュニケーションも活性していたようです。
活力ある組織であり続ける様にサポートしていきたい
―今後はどのようなことに取り組んでいきたいですか?
運動不足解消とコミュニケーション促進にウォークラリーは非常に効果があったと思いますが、もちろん今後も様々な施策を継続していきます。
健康経営の推進という側面では、健康はあくまでも自分自身のものですが、積極的にICTを活用し、楽しくヘルスリテラシーを高め行動変容する好循環を促進し、
活力ある組織であり続ける様にサポートしていきたいと思っています。
施策の立案や実行は、少人数で行っているので、かなり大変というのが本音ですが、自分達の体験や躓いたポイントなどはなるべくグループ内で共有するようにしています。そうやってグループでナレッジを共有して、健康経営施策はじめ他の分野でもスケールメリットを活かしていきたいと思っています。
―貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
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